BUYER・PRESS

19.04.25

COLLECTORS 35周年アイテム

ナッツさんの作品との出会いは遡ること、10年以上前の話。
 
当時足しげく通っていたショップの看板をナッツさんが手掛けていたのがきっかけでした。

COLLECTORS 35周年アイテム

いまでこそ原点回帰といいますか、ジャンル問わずクラシカルな内装・外装をするお店は増えてきましたが、
当時は古着屋さんか、一部の男くさい地方のショップくらいしかこういった雰囲気のお店はなかったような気がします。
 
ナッツさんの作る看板は、全体的なテイストはアメリカンクラシックをベースに、ゴリゴリのメンズ!なものもあれば、
どこか可愛らしくチャーミングなものもあり見ていて飽きない。
決して現代的なデザインではないのですが、年号がまた変わろうとしている今また見ても、「かっこいい」と思えるのが何よりの魅力でした。
 
コレクターズが今年35周年を迎えるにあたって、何か目新しいことをやるチャンス、ということもあって
今回ナッツさんにショップをイメージした看板を作ってもらいました。
 
ナッツさんに依頼した理由としては、
①    これまでコレクターズが歩んできた35年という年月はお客さんにとってどんなイメージなのか、
②    35年を経て、今後コレクターズはどんなイメージを軸に今後進んでいくのか、
ということを表現したいと考えたとき、ナッツさんの作品とイメージが合致したことが何よりです。
(もちろん個人的に好きだったことと、ちょっとしたコネクションを使わせてもらえたことも少なくないですが…)
 
ナッツさんのアトリエに伺い、この話をしに行ったときの緊張は今でも忘れません。。。
 
そして今回作っていただいたのがこちら。
 

COLLECTORS 35周年アイテム

僕らコレクターズのテーマカラーのグリーンを挿し色にしながら
同じくテーマとして掲げた「LifeTimeTailor」(男の日常の仕立て屋)を存分に表現していただきました。
 
男性の上に記されている3つの単語は
「TRADITIONAL」=35年という伝統
「GENTLEMAN」=ターゲティングしている紳士、メンズ
「CURIOSITY」=好奇心を刺激する
という意味合いで入れてもらいました。
 
加えて各店のブログでも紹介してもらっていますが、
こちらのグラフィックを用いて、いろんなアイテムを特別に作らせていただきました。
 
中でも個人的なおすすめは扇子です。
 
京都の老舗「西川庄六商店」さんにわざわざ依頼しました。
 
扇子を作りたい、と言ったときナッツさんは「??」な反応でしたし、
西川庄六さんの方も、「なぜ自分たち?」な反応でしたが、無理言って作ってもらいました。

COLLECTORS 35周年アイテム

COLLECTORS 35周年アイテム

扇子って「TRADITIONAL」=伝統的でありながら、シンプルに仰げばもちろん涼しいし、
コンパクトに持ち歩けるというのは、現代的でニーズにも即しています。
けれども、「和」なイメージが強すぎて、そこを「CURIOSITY」=少しの好奇心で
敢えてこのデザイン・このクオリティで作ってみたかったこともあります。
 
 
 
そんなこんな思いを込めて、今回の企画が立ち上がり出来上がりました。
各種アイテムに関してはGWを前に各店舗にセットされます。
是非お立ち寄りください。
 
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