BUYER・PRESS

18.06.18

坊主頭とNEWERA

こんにちはバイヤーWです。
今日は前回のブログにも書きましたが、“アノ”ヘッドウェアブランドについてです。
 
そう、コレクターズでも長年取り扱っていて抜群の知名度・クオリティを誇るヘッドウェアブランド「NEWERA」です。
元々はメジャーリーグのオフィシャルサプライヤーとして名を馳せ、
その後はストリートカルチャーを筆頭に各ファッションシーンで定番的になったブランドです。
そんな背景もあってか、NEWERAは「帽子ブランド」より「ヘッドウェアブランド」という言い回しの方が、しっくりきたりします。
 
 
 
前置きが長くなりましたが、僕がNEWERAと出会ったのはもう15年以上前の話。
当時僕は横浜駅近くの高校に通っていて、部活動の関係で坊主頭。
オシャレを覚え始めた時期ではあったのですが、いかんせん坊主頭では何を着ても“カッペ感”が隠しきれませんでした。
今思えばそのころの周りの同級生は、みんなそんな悩みを抱えていたはず。
 
 
 
そんな密かな悩みを抱えつつ、ある日高校の先輩と珍しく休日遊ぶことに。
いつも口うるさい先輩はどんな私服を…?何ならバカにしてやろう、と思っていた僕らでしたが、会って驚き。
少しゆったりとした白Tシャツに、同じくゆったりめのワンウォッシュデニム。(後で分かったことですがsupremeのものでした)
 
 
足元にはナイキのスニーカー、そして頭の上には「ツバが真っ直ぐのキャップ」!
その頃何故かヒップホップを聴き漁っていたので、ラッパー達が被っている帽子ということは分かったのですが、
具体的にはブランド名を知ることはありませんでした。
 
 
 
しかし、「ツバが真っ直ぐのキャップ」=「NEWERA」と認識するのに時間はかかりませんでした。
当時、横浜駅西口の繁華街にはインポートのストリートショップが
軒並みOPENしており、部活帰りに足しげく通ったことを記憶しています。
そこには壁一面にぎっしりと、「NEWERA」が陳列されていました。
 
そうして高校時代に被っていた帽子を、まさか自分が仕入れる側になるとは思ってもいませんでした。
 
 
 
コレクターズで扱っているのは定番的なNEWERAの595や、ワークキャップがメインです。
帽子の中でも定番と化しているアイテムですが、昔から慣れ親しみすぎていて、良くも悪くも「あの頃」を思い出してしまいます。
 
 
とは言っても、僕ももう30代になり、高校時代に身に着けていたものをまた身に着けるのは気が引けますので、
30代になった今でも被れるNEWERAが欲しい!と考えたわけです。
僕のように、若かりし日に魅せられたあのブランドをもう一度…と思う人も多いはず。
 
 
そこで作ってしまいました。
コレクターズが提案する「クラシックNEWERA」です。

坊主頭とNEWERA

 
 形は「真っ直ぐツバ」ではなく、よりクラシカルに、かぶり易さに重点を置いた「920」を採用。
シンボルとされるワッペンは、何とNEWERAの創業当時の1920年代のロゴを見事に復刻!
 
ストリート感が溢れるNEWERAではない、どこか懐かしい別注モデルの完成です。

坊主頭とNEWERA

 
 
 このモデルに関しては丁寧に使うのも一つですが、個人的にはガシガシ使って、ガシガシ洗って
数年後にクッタリさせてもらいたいモデルですね。
 
そんな別注モデルは、本日より随時店頭に並びます。
ぜひ手に取ってお試しになってください。