COLLECTORS 仙台店

19.06.05

NEWERAのシールのお話

当ブログをご覧いただき誠にありがとうございます!
 
仙台パルコ本館7階 コレクターズです。
 
本日はいつもの商品紹介では無く
 
よくお客様にNEWERAのキャップのシールは付けたままの方がいいのか?
剥がした方がいいのか?
という質問を受けます。

NEWERAのシールのお話

この金色のシールですね。
これについてお話しましょう。
結構前のブログでもさらっと触れましたが
このシールなぜ付けたままの人がいるのか?
 
一番有名な理由はラッパーの文化です。
 
現在のストリートファッションというのは、わりとキレイな服装の方も多いですよね。
太めのパンツにシャツにスニーカーみたいな感じですかね。
でも一昔前はもっと怖い感じの雰囲気があったんですよストリートファッションというのは。
そういう今のストリート風ファッションではなくラッパーのような本格的なストリートファッションをする文化ではキラキラしたアクセなどが好まれてました。
NEWERAのキャップの金色のシールはその延長線上にあったんですね。
暗黙の了解で剥がさなかったとも言われてます。
 
これが一番よく言われてる理由です!
そしてちょっと掘り下げてみましょう。

NEWERAのシールのお話

ここからは諸説もありますが
ラッパー文化よりもっと前、ブラックカルチャーが理由と言われてます。
 
昔のブラックアメリカンの不良たちにとってNEWERAのキャップは憧れの存在。
でも高くて手が出ない物だったのです。
しかしそれでもNEWERAのキャップを手に入れることが出来た人が、「これは本物だ!」という証の為にシールを剥がさなかったと言われてます。 
 
しかし高くて手に入るはずがないのに何故持ってるのか。
そう、盗んでゲットしていたのです。
その時代のブラックカルチャーでは悪ければ悪いほどカッコよく偉いという風潮がありました。
だからシールの付いたNEWERAを沢山集めれば集める程、カッコいい!という文化があったと言われてます。

NEWERAのシールのお話

 
そしてラッパーのファッションの原点といえば、そうギャング!
 
ギャングとブラックカルチャーの文化が繋がって、
ラッパー=NEWERAのシールを剥がさないとなったという説があります!
 
あくまで説ですが。
 
話が長くなりましたが、
シールを剥がすか剥がさないか
個人の自由ですが、こういうカルチャーを加味してファッションを楽しんでいただけるとより雰囲気が出ると思いますので、
剥がすか悩んだらこの話を思い出してみてください!
 
 仙台パルコ本館7階 コレクターズ