BUYER・PRESS

18.04.25

続・田中帽子店の話 〜FAIRFAXとの出会い〜

さて、今回は前回の話の続きです。
 
麦わら帽子の代名詞となっている「田中帽子店」の良さを更に引き立てる、
コレクターズにしかできない別注アイテム…
 
 
 
 
そんなテーマを頭に書き留めつつ、向かったのはこちら。
 

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

こちらも日本が誇るトラディショナルブランド「FAIRFAX」
コレクターズではこちらも代名詞的なネクタイと、冬にはマフラーも長く取り扱いさせて頂いております。
 
FAIRFAXさんの事務所内はいつ来ても圧巻…!
多量なテキスタイルから、その人が一番引き立つネクタイを提案し続けています。
 

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

今回は来季に向けての展示会。どんな柄・色がトレンドなのか、
はたまたコレクターズのお客さんが好みそうな型はどれか…
この膨大な量から選ぶのは難儀です…
 
 
 
そうこうしてアイテムに触れていると毎回感じるのは、FAIRFAXのネクタイ特有の質感。
これは市販の格安ネクタイと比べると差は歴然なのですが、サラッとしたシルクの肌触り、
一方でしっかりとしたコシとハリ。こうして巻いたときのドレープ感が表現されるんですね。
 
 
このFAIRFAXの生地の殆どが京都・宇治にて生産されているものだそうです。
宇治といえば抹茶?と想像される人も多いと思いますが、実はその関連性も無くはなく、
宇治を流れる美しい水が、上質なシルク・美味しい茶葉を育てているんです。納得…!
 
 
やはり知れば知るほどFAIRFAXのネクタイは魅力的…!この前の田中帽子と重なる部分が多々あります。
 
そこで私は閃きました!
 
 
 
 
田中帽子  ×  FAIRFAX ……!!!!!
 
 
 
 
どちらも日本特有の生産背景、職人が織りなす逸品。
それを合わせてしまえば、更なる逸品が生まれるのでは…?
 
具体的には田中帽子を母体に付属のパーツ(リボン)を贅沢にもFAIRFAXのネクタイ生地にしてしまおう…と。
もちろんそれと共地のネクタイ自体も作ってもらって、帽子・ネクタイそれぞれの良さが引き立つのでは…
 
そうと決めたら2社にこの熱い想いを伝えます。どちらも快く承諾いただけたのですが、
こんな異業種コラボは初めてだったそうで(もちろん私も初めて)、生地やネームの手配にかなりバタついてしまいました。
(その節は関係者の皆様すみませんでした…)
 
 
そうして出来たアイテムを先行公開!
 
 

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

続・田中帽子店の話  〜FAIRFAXとの出会い〜

まだ寒い時期から麦わら帽子の話をするのは不思議でしたが、
これが形になってお客さんの手元に届くことを想像すると、やはり楽しみでなりません。
 
こちらの商品は、なんと本日には全国のコレクターズグループの店頭に並びます!
 
是非店頭で手に取って、日本のモノ作りの良さを感じてみて下さい。
 
 
皆さまのご来店お待ちしております!